熊井浜のオカヒジキVSオニハマダイコンと海浜植物観察

目安時間:約 5分

5月28日は第3回熊井浜オカヒジキ戻ってこいこいプロジェクトとして熊井浜の環境保護活動として海浜植物の学習をし、外来生物の駆除や清掃を行いました。

 

海が好きでよく行かれる方はオニハマダイコンとオカヒジキを見たことありますか?写真に掲載しましたのでご覧ください。

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熊井浜オカヒジキ戻ってこいこいプロジェクトと生態観察

熊井浜のトレイルの道中で鳥取市立博物館の清末先生からムラサキノアザミの白い花粉についてお話をお聞きしました。

敵から守るだけと思っていましたが、近づいてきた虫に花粉を運ばせる意味もあるようで勉強になりました。花によっては茎にある棘も、虫を登りやすくするハシゴを意味する植物もあるそうです。へ~!っと驚きました。

世界の中でも熊井浜近辺でしか生育していないタジマタムラソウや水辺や湿地に自生するハンゲショウ(半化粧)、その他ナワシロイチゴの控えめでまだつぼみに見えるけど全開の花(その控えめなところがとてもかわいい!)などを観賞しながら熊井浜に向かいます。

海岸に着くと、長距離移動をするアサギマダラ(浅葱斑・日本で唯一「渡り」をする蝶)が舞っていてとても珍しいことだと教えていただきました。

 

移動を調査している団体が蝶に日付と場所が記録していることがあり、その蝶を見つけた際に連絡すると調査協力になるそうです。

 

オカヒジキVSオニハマダイコン

まずは海岸で実際に植物を見ながらクイズが始まります。

どちらがオニハマダイコンでオカヒジキかわかりますか?

答えを載せると、翌年から参加される方がもしこの記事を読まれたらのカンニングができてしまうので躊躇しましたが、海岸で見つけていただいた方にオカヒジキを保護していただきたいので掲載します。(環境省のMさんIさんネタバレごめんなさい…)
オニハマダイコン(外来種・駆除する方)
オカヒジキ(保護する方)
いざオニハマダイコンの駆除と熊井浜清掃へ…

オニハマダイコンと、オカヒジキと、スナビキソウの違いを学んでから、海岸の生態を乱す外来種のオニハマダイコンのみを駆除します。

オニハマダイコンを抜いて袋に入れて集めます。

駆除したオニハマダイコンの重量と株数を計測します。

株数を数えるのに人数が多いのでスムーズに進みました。

袋に記録をしていき集計します。

ここで去年の結果…

2016年度はオニハマダイコンの駆除した重量が21.7kgで2284株でした。果たして1年後の2017年の結果は…

なんと、、、33.7kgで1913本!株数が減っていました!これは新しく漂着したものもあると思うので活動によりぐんと減っていることがわかります。

 

株数が少ないのに重さが重いのはなぜかといいますとアメリカの調査ではオニハマダイコンは密集していると小さい株ですが間引きで広いところに単体で咲くと株自体が大きくなるそうで、

 

駆除した結果単体で生育する率が上がり1つ1つの株が大きく、重量が多い結果になるということが実際に立証されました。教科書で読むよりも納得度が高いです。

 

そして戻ってきて欲しいオカヒジキを海岸の端から端まで歩いて探して数えます、1回目の一昨年は15株ほどしかなかったものが…3回目にはなんと大幅に増えていました!

3114本!約200倍!と皆で喜びました。

 

数えるのも参加者ほぼ総出で数えた結果、保護活動によりオニハマダイコンは減って、オカヒジキが増えているということがわかります。

 

実際はオカヒジキだけではなくハマニンニクやその他、本来熊井浜にあった生態系が戻ってきつつあることが見えてきました。

おかひじき戻ってこいこいプロジェクト、成果が見えると意味を理解できますし励みになりますね。この様子は日本海ケーブルネットワークさんの取材カメラもありましたので放送圏内の方々は映像にてご覧いただけるかと思います。

 

国・県・地域・学生さんが関わりあい共同活動が出来る素晴らしい機会でもあります。鳥取県立博物館の清末幸久先生、環境省浦富自然保護官の方々、そしてハーモニィカレッジの皆様ありがとうございます。


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