熊井浜の鴎鳴荘の保護に携わる感動人情エピソード3つ!

目安時間:約 8分

 

写真は岩美町熊井浜にある、鴎鳴荘(おうめいそう)です。

 

神奈川県大磯にあるエリザベスサンダーズホームの創始者の澤田美喜さんの旦那様である岩美町出身の初代国連大使澤田廉三さんの別荘であり、孤児の皆様が夏休みの臨海学校で過ごした場所です。

 

スポンサーリンク

熊井浜の鴎鳴荘の現在とエリザベスサンダーズホームとの交流

岩美中学校の修学旅行で神奈川県大磯のエリザベスサンダーズホームに訪ねるそうで、生徒の皆さんは、岩美町の歴史として澤田美喜さんのことや鴎鳴荘のことについて学習をされていますが、修学旅行に出発する前には鴎鳴荘(おうめいそう)の掃除をする予定でその際にガイドクラブ、くまやの自然を守る会でも立ち会います。

  • くまやの自然を守る会とは?

熊井浜の自然保護のために、定期的に雑草や倒木の除去や海岸清掃、外来生物の駆除活動などを行っているほか、鴎鳴荘の管理をしています。

 

今朝はその前準備や確認に行っておりました。

熊井浜へはトレイルを下っていきます。

 

自然がたっぷりのため途中にイノシシの掘った後が沢山ありました。日中はいないし、今まで何十回ときていますが対面はしたことがありません。もしかすると夜中や早朝には出会うかもしれないですね…

 

トレイルを下ると右側に木柱があり、ここからは鴎鳴荘の敷地なので立ち入り禁止です。海水浴に来て、水でも貰おうかな……などは侵入者として犯罪です。

 

この木柱(門柱)に個人的に感動したエピソードその1が…

 

もともとこの木柱は電柱として使われていました。電気工事をする際に今のコンクリート柱にかわったのですが、その時業者さんが木柱を持ち帰ろうとしていたところ、登りの山道を手で運ばないといけないことが大変だったそうで、

 

現在鴎鳴荘を管理している代表が、置いて帰ったらいいよといい、自作で上記の写真のような門柱によみがえらせたそうです。※立ち入り禁止の役目をしています。

 

一気に親近感♪個人的にこういうことが大好きで、しかも…大事な思い出の一つでもある柱ですからこのように形を変えて入り口に使い続けられるということが携わる方々には感慨深いものになると思うのです。

 

今回鴎鳴荘の管理としてのお手伝いなので鴎鳴荘の敷地の中に入りました。大雪でたくさん折れた木の枝をかき分け進むとハマダイコンの花が咲き乱れています。

敷地周りをぐるっと確認し、傷みがすすんでいないか、不具合がないかなど確認しつつ、古墳がある場所をみたり…井戸を掘ってみたときの話を聞いたり、水道が使えるか確認をしました。

一般開放されていませんので、中はお見せできませんが窓から見える熊井浜の景色を掲載します。

窓は一か所しか開けていませんが、部屋の一面窓なのでオーシャンビューが素晴らしいです。この窓の前でテーブルに座って勉強したり、宿題をして、それから海で遊ぶ時間だったと記録ノートにあるようです。

 

このような景観で夏を過ごした事は、エリザベスサンダーズホームの卒園生の方にとって今でも涙を流すほど深く良き思い出だったようで、いわみガイドクラブ代表でかつ、くまやの自然を守る会の油浅代表がずっと卒園性の方と携わっています。

 

そして個人的に感動したエピソードその2

 

まずは熊井浜と鴎鳴荘の空撮写真をご覧ください

 

鴎鳴荘は山を越えた海の前にあり、たどり着くまでの道はぬかるんでいて下りと登りになります。ですので資材を運ぶのに大変な苦労があります。

 

そこで屋根の改修工事をする際、資材を運ぶのにヘリコプターを手配したそうです。当時、駅前の広い所に荷物を網で囲い、ヘリコプターで何往復もして熊井浜に下ろし、屋根などその他改修資材を運び終えた後には…

全員がへとへとになったそうです。その理由の一つに、ヘリコプターを依頼する際に、時間で値段が決まるので早く終わらせないといけなくて、30回往復の予定が50回もになるほどの量だったようで

その時、湯浅代表がヘリコプターの操縦士さんに

 

『ありがとう、無理言ってこのように運びにくい所のややこしい仕事を依頼して…』

 

と言ったら、、、操縦士さんが

 

『こちらこそありがとう。僕は本来、こうやって荷物が届けにくい場所に荷物を届けたり、人を助けるためにこの仕事を選んだ、でも実際は、このような荷物を運ぶ仕事をする機会はなかなかない。だからこっちも役に立つことができてうれしい。ありがとう!

とおっしゃったようで…何とも言えない感動…

 

そして…もう一つ…スタッフKはいわみガイドクラブ会員ではありますが、『くまや(熊井浜のこと)の自然を守る会』の証としても手作りバッジをいただいたのですが…

 

バッジに感動エピソードその3が…

 

このバッジ、『浦富焼き』でできているのです。

この浦富焼きのバッジを作られた方は、当時、陶芸家として修行中の身でした。師匠が鴎鳴荘の保護・修復管理活動のさなか、このお弟子さんが、

 

私は修行の身だからお金がなく、何もすることができません。それでも、自分も何かしたいと思い浦富焼きでバッジを作りました。

 

と『くまや(熊井浜のこと・岩美の呼び方)』と文字が鴎鳴荘を描いているデザインになっているのです。

 

もう、もう、もう!!!

 

感動。人が人を想う気持ち、役に立ちたい、力になりたいという感情はすごいですね。私自身、相手を想う事、人にできることを増やすということが生きるモチベーションでもあるので共感度がさらに増しまして…。。。

 

こんな大事なエピソードがあるくまやバッジを私も手にしたので、自分もできることはドンドンやっていこうと思いました。

 

熊井浜の鴎鳴荘の保護に携わる感動人情エピソードまとめ

 

  • 思い出の門柱作り
  • ヘリコプターの操縦士の方のやりたかった仕事と依頼が合致したこと
  • 修行中の陶芸家さんの浦富焼きバッジ

 

本や資料などでは知ることのできない人情話を聞いて、熊井浜がもっと大事になりました。

 

この記事を読んでくださることで、熊井浜に行かれる際に、きれいな熊井浜の景色の見え方がより一層深く思い出に残るとうれしいですし、それだけではなく、歴史や自然保護活動に少しでも目を向けていただけると幸いです。

 



このブログでは、岩美町在住でいわみガイドクラブに在籍しているスタッフの個人的思考を兼ねた投稿をしており、 個人的な発言や嗜好などを盛り込んでおり

ガイドのお客様や各イベントに参加された方の思い出を刻み読み返していただくことや学習の復習レポートとしてもご覧頂いております。

単なる岩美好きスタッフが岩美町をもっと知っていただき好きになってもらいたく難しい言葉や専門用語などを使わずに気軽に読んでいただける仕様となっておりますので、

専門的な山陰海岸ジオパークの事や歴史学習に関しては公式HPでご確認ください ※いわみガイドクラブで調査し記載している内容や写真の無断転載は禁止しております

いわみガイドクラブの情報をいいね!でチェック

スポンサーリンク

この記事に関連する記事一覧

岩美観光ガイドブログについて

このブログは岩美町が大好きで浦富海岸を散歩しているうちに、岩美町をもっと歩いてもっと知りたい!いろんな方を案内したいというキッカケから始まり運営しております。
⇒ このブログについての詳細

⇒ ガイドクラブの新規会員について

岩美町の観光ガイドに関して
⇒ 公式サイトは http://www.iwami-guide.com/


ブログメニュー






カテゴリ
本日よく読まれてる記事
最新の投稿
登山・スポーツグッズ
キーワードで情報を探す
タグ
アーカイブ

ページの先頭へ