山陰海岸ジオパークトレイルコースの中にある摩尼寺〜立岩〜奥の院から違う、福部側ルートで下山した際のレポートです。写真が多いため3つに分けていますが今回は摩尼寺の写真です。
摩尼寺へ向かう本堂まで303段の石段を登り、途中にある仁王門へ
任王門は県の文化保護財に指定されています。案内板には文禄3年(1594年 桃山時代)に島根県隠岐島の焼火(たくひ) 権現より移築とのこと。階下に金剛力士、階上に釈迦如来と十六羅漢を安置されていて、上がることはできませんでした。
取り急ぎ、摩尼寺の仁王門の彫刻などが興味深かったので摩尼寺の写真をアップします。一つ一つ縁起の良い花などの彫り物があり、とても感動しました。枚数が多いですがぜひ御覧ください
ここで大分時間を欠けてしまい慌てて残りの石段を登り本堂へ向かいますが両サイドの石塔に旧地名などが記載されており、へーーーあの辺りも鹿野だったの?岩美(法美)ってここまで広かったんだなどなど考えているとまたまた時間を費やしてしまうことに…。
摩尼寺は平安時代初期に摩尼山の山頂付近に創建された由緒ある古い寺で、円仁(慈覚大師)が再興したのが起源だそうです。その後中腹に遷移し、豊臣秀吉による焼き討ちで交配していたお寺を江戸時代初期に池田光仲・光政によって、鳥取城の鬼門にあたる現在の山裾に再建されたという歴史があります。
国の登録有形文化財である本堂、帝釈天(本尊)、千手観音が安置されています。
国の登録有形文化財の鐘楼
観音堂(六角堂)
法界場(地蔵群)
中国三十三観音霊場、特別霊場の摩尼寺を参り、法界場(地蔵群)観音堂(六角堂)〜展望所から鳥取砂丘を望み、
立岩と奥の院へ…
“山陰海岸ジオパークトレイルコース摩尼山・摩尼寺にて任王門の彫刻に…” への2件のフィードバック