日本では常緑の植物を神聖視する文化があり、門松や榊がその例であり、写真は椿ですが、椿も常緑樹として冬でも緑の葉が生い茂ることから、神社の周りにも植えられています。
浦富にある熊野神社にも椿が植えてありますし、山陰海岸ジオパークトレイル上の鴨ヶ磯にも椿谷という場所があり、柱状節理が見受けるところに椿の木があります。
※私個人的には赤を多く見受けます。
江戸時代から町民にもその文化が広がり、玄関先に椿を植える家庭も増え、それを阻止しようとした武家が、
『椿は首ごと花が落ちるから不吉だ』
と言い、縁起の悪い花だと噂を流したことから、お見舞いの花にしないとか、馬の名前に椿という漢字を使わないとされているようです。
なので武家が町民との差をつけるために悪い噂を流したに過ぎないとの見解もあるということです。その他、花の名前にも色々と言われや花言葉があり、真実はさておき?散策を楽しむ1つでもありますね。個人的に好きなので自分が担当したときにはそういった小ネタを挟んでガイドをしています。
椿の花言葉は色によって違いますが
全体的には『控えめな優しさ』『誇り』です。
誇りじゃなく埃まみれのスタッフkの庭からお届けしました