山陰海岸ジオパークガイド養成講座中級・第3回は天平時代に因幡国の国庁が置かれて、政治と経済の中心地として栄えた歴史を持つ国府町について学びました。
鳥取藩主池田家一族の墓所は国の史跡に指定されています。また岡益石堂は建立年代や建立目的が不明な謎を秘めた遺跡で、「謎の石堂(いしんどう)」と呼ばれることもあるそうです。
10数年以上陳情し、1895年には宮内庁により安徳天皇の陵墓参考地として治定されました。
巨石を用いた巨大な石塔、エンタシスの石柱などが残り山陰地方最古の建造物と考えられていますが、度重なる地震での崩壊や風化により保存処理が開始されました。
いなば国府ガイドクラブさんに講師を依頼し、池田家墓所と因幡国庁跡の解説をしていただきました。
宇倍神社では、受講者の皆さまが麒麟獅子に頭を噛んでもらい厄除けをしました。
宇倍神社は
- 初宮詣
- 七五三詣
- 入学奉告祭
- 受験合格
- 必勝祈願
- 成人奉告
- 結婚奉告
- 安産
- 厄除
といった人生の通過儀礼や、
- 方除
- 心願成就
- 家祓い
- 商売繁昌
- 家内安全
- 交通安全
- 渡航安全
- 病気平癒
- お礼参り
などのご祈祷が行われます。
明治32年に五円紙幣に載せられ、以後大正・昭和と数回当社が五円・一円紙幣の図柄となったことから、お金に御縁があり、商売繁昌の神様として全国からの参詣が絶えない神社です。
宇倍神社について
https://www.ubejinja.or.jp/new-about/
2019年10月22日