【山陰海岸ジオパークガイド養成講座5湖山池編】
山陰海岸ジオパークガイド養成講座5長尾鼻
の続き、レポートその2です。
青谷・夏泊からバスで移動し、午後には、湖山池へ向かいました。湖山池情報プラザで アドバイザーの岡田さんと合流し、早速バスに同乗していただき、湖山池公園の駐車場へ。
つづらを(防己尾)城跡を見上げながら、城を築いた武将吉岡将監と鳥取城を攻めた羽柴秀吉との攻防をお聞きしました。
先日来の雨で、足元の危険があるため、城跡まで登るのは次の機会にゆずって、近くの天穗日命神社に向かいました。
古代因幡の国内における中心的勢力であった因幡国造を祭る式内社であり、9世紀中頃までは、因幡一の宮といわれる宇部神社よりも格式が高かったと言われています。
本殿の波うさぎの彫刻にも神話の世界にひきこまれました
祭神は天穂日命が主祭神で、天安河原で、天照大神と須佐之男命が誓約をした時に生まれた五神の二番目とされ農業神、稲穂の神、養蚕の神、木綿の神、産業の神などとして信仰されています。
湖山池は先日来の雨で水面が高く、溢れそうに…。そのため、鳥取県の無形民俗文化財に指定された石がま漁の石がまも水面下に、見ることができずまたの機会にすることにしました。
ガイドの岡田さんから車内で、耳鼻科医で新民芸運動家の吉田璋也氏の阿弥陀堂、「かすみの里」の和泉式部らのお話を聞きながら、湖山池オアシスパークの駐車場へ。
再び雨が降りだし、天神山に登るのはあきらめて車内で天神山城跡を見上げながら、当時の因幡守護山名氏の、南の宇山に続く大規模な中世の城にその力を感じました。
雨に行動を狭められましたが、それでも青谷・夏泊海岸(長尾鼻)、湖山池 興味はなかなかつきません。
知りたいことがどんどん膨らむ、講座でした!
また、今回の趣旨である、他の山陰海岸ジオパークのガイドの説明を聞くということは、いわみガイドクラブのメンバーとして随分と学ぶことが多かったです。ありがとうございました。
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