2018年9月10日開催の【山陰海岸ジオパークガイド養成講座5長尾鼻と湖山池】のレポート1です。
生憎の悪天候につき、ガイド養成講座実施するには条件が悪すぎるのですが、移動している間、そして午後から雨も上がるのではとの期待で実施することにしました。
9号を西進、雨に煙る車外の景色は見通せず、(テンションは下がり気味。)
いつもなら浜村の海岸沿いから、右前方に長尾鼻の燈台が見えるのですが今日は全く見えず、長尾鼻が周りより少し暗く横たわっているのが確認できました。
八束水の交差点を右折し旧国道に入り、魚見台で小休止をしましたが、かすかに、浜村の海岸に茶色く濁った波打ち側に白波が打ち寄せるのが見えるだけでした。
※晴天時は美しい海岸が見渡せます。
10時半前、今日案内していただく気高町観光ボランティアガイドクラブ 事務局長の河根さんと落ちあい、
あおや上寺地遺跡や青谷のジオスポットのお話を伺ったあと、長尾鼻を望む夏泊港に向かい、海岸で長尾鼻の燈台を遠望、間近に獅子岩など風化と侵食に削られた岩を見ました。
長尾鼻を形作っている溶岩が、鉢伏山から流れ出た溶岩が台状に固まった安山岩であり、流れようとする溶岩と地面との摩擦で生ずるひずみで板状の割れ目ができていること、またその割れ目を通して沁み込んだ雨が年月をかけて流れ出しているなどなど…岩石好きにはたまらないお話です。
海岸に面した夏泊神社に、石工川六と刻印された鳥居や狛犬に興味がそそられました。
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