お盆休みで家族や親戚が集まる機会が増え、里帰りで友達と久しぶりに過ごす方もいらっしゃると思います。
明日は終戦の日、80年前に鳥取県で子どもだった人たち、父や夫の不在で農作業など家業を守る女性たちが60年以上経過して当時を思い起こした手記を読んで要約しました。
学校の授業の代わりに開墾やススキ採りやイナゴ捕り、雪の砂丘行軍や中には8歳で湖山で道路整備の手伝いをしていた記録もあり、戦地だけでなく日常を過ごした声こそ大切だと感じました
2025年になると実体験を記憶している方も80歳を越えた方ばかりでだんだんと語れる方がいなくなりましたので夏休みの機に集まった家族に、曾祖父母、祖父母や両親との当時どこで何をしていたか?と尋ねてみると貴重なお話が聞けるかもしれません
※ただただ過去を知るだけでなく、知った出来事から現在・未来、人を考えることにつながり、手記を読んだことにより私の低い視座も僅かに高く、広がりました、ガイド活動で活かして行きます
お仕事や学校、ご家族のサポートから解放された貴重なお休み中の方には堅苦しくなったかもしれませんが、安全で健康的な岩美時間をお過ごしください
終戦から80年、戦争体験をした祖父母の話が直接聞けず、面影を探して読み始めた鳥取県公文書館の『孫や子に伝えたい戦争体験』では戦地だけでなく、生きる人々の貴重な手記があり、苦しい箇所もありましたが要約・レビューを記載してきました(公文書館歴史編さん室に許可済)
新刊ではなく2009年に発刊された書籍で、購入した今年の春はまだ在庫があるとのことでしたがネット上では上巻は完売に変わっていました
いわみガイドクラブのXキッカケで購入された方は電話で何とか取り寄せていただけたそうですが、2012年3刷以降、今後重版がない限りわずかだと思われます
→ https://www.pref.tottori.lg.jp/121939.htm
戦後の日本、岩美町も復興に向けて努力し、現在では観光地としても知られる美しい町となっています。歴史的な背景を知ることで、地域の成り立ちや産業、暮らしの移り変わりを理解することができます。
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