観音山展望台から見た城山と浜坂漁港

山陰海岸ジオパークトレイルウォークに参加をし浜坂〜観音山〜城山〜海食洞(海蝕洞)を歩いた際のレポートです。

写真がたくさんあります。岩美町とはまた違う景色、地質をアップダウンしてお花や岩石も観賞し個人的に尊敬している加藤文太郎さんの記念碑に行けたことも嬉しかったです!

山陰海岸ジオパークトレイルウォーク浜坂〜観音山〜城山

浜坂漁港から浜坂海岸松の庭の脇を通って白馬歩道橋を渡り、標高245mの観音山に登ります。お天気が雨のスタートで足元が心配でしたがスタートです!岸田川の河口より登山道へ入りましたが、何も知らないままいくと、入り口がわかりにくいと思うのでみんなで行けてよかったです。
岸田川河口
観音寺までの登山道、緑豊かです。

四国八十八ヶ所霊場と西国三十三ヶ所や古い石像など約120等石碑、石仏などに見守られながら回りました。

観音山10丁目からの景色も良かったです。

山頂の観音山展望台では、晴れ間も見え城山と浜坂漁港が眺望できました。

観音山展望台から見た城山と浜坂漁港

観音山鐘突堂

観音山相応峰寺の本殿円通殿

お寺へ荷物を運ぶのに使用されていたそうです。

山の麓にはヒメヒオウギズイセンがたくさん咲いていました。

ヒメヒオウギズイセン

岩美町浦富海岸の花崗岩とは違った黒い岩肌です。

ヤマジノホトトギスもきれいに咲いていました。(個人的に好き)

お昼は渡辺水産の弁当を予約して食べました。

渡辺水産お弁当

昼食後、矢城の灯台を過ぎるとまた雨が降ってきましたが、城山の遊歩道には木がたくさんあり、ほとんど雨が当たらないような感じで歩けました。

千束断崖・千賊断崖(せんぞくだんがい)

千束の断崖

玄武岩質安山岩の互層からなる暗黒色で垂直のためかちょっと恐怖心を感じてしまいます。高さ180メートルの崖を構成する安山岩の模様が積み上げられた藁束のようであることが名称の由来だそうです。

諸寄漁港大振島

諸寄漁港大振島

諸寄漁港西側海金剛付近の景色

城山園地から諸寄漁港

 

加藤文太郎さんの記念碑にも行きましたが、浜坂の町が見渡せる高台にあり、春には桜、秋には紅葉が鑑賞できる美しい空間になっていたことから、皆様が加藤文太郎さんを大切にされているのだなっと感じました。

加藤文太郎記念碑


孤高の人(上)

加藤文太郎さんがモデルとなった新田次郎さんの孤高の人の文中に観音山へ登ると寺があり、浜坂の町や生家を眺めた…といった描写があったのですが、少し気分を味あわせていただきました。
ほとんどが未舗装の森の中の道を歩くトレッキングで素敵でした。このキノコは たまごダケというらしいです。半熟卵のようですよね。

少し前に城原海岸では蕾だった合歓の花、今回は咲いていたので嬉しくて写真を撮りました。

城山から下山して時間があったのでアスファルト舗装を歩いて、諸寄漁港の塩谷まで案内していただき、離水洞窟に入りました。

塩谷海水浴場の周辺は約2千万年前の日本列島がアジア大陸東端にあった頃、火山活動によって噴出した安山岩やその火砕岩の赤黒い岩石からできています。

入り口が狭く頭をぶつけないようにしてかがんで入ります。

入り口のところまで足元には波が来ていました。

以前の地形とは随分変わっているそうで、目の前に遊歩道の防波堤を作ったために砂浜が広く、浅くなったそうです。

山陰海岸ジオパークの浜坂周辺は歴史と地層どちらも魅力的なスポットがたくさんあります。遊覧船もあり、遊覧船から島々や海岸線を楽しむことができます。良いお天気のときに遊覧船に乗りましたのでまたその時の写真も掲載します。

また浜坂温泉で旅の疲れを癒やすのもいいですね。浜坂駅には足湯もあります。

浜坂温泉

浜坂温泉

浜坂温泉

浜坂周辺ガイド

ジオsen.s(センテンス) 但馬因幡探究クラブでは新温泉町で自然体験プログラムやジオパークガイドやSUP、ビーチヨガ、シーグラスのアクセサリー作りなど、盛り沢山のプログラムが用意されています。

ジオsen.s(センテンス) 但馬因幡探求クラブホームページ