熊井浜の自然保護活動で特定外来種の『アレチウリ』の調査と駆除に鳥取県の職員の方と環境省の方とで熊井浜の藪の中にいました。
鳥取熊井浜にて特定外来種の『アレチウリ』の調査と駆除
アレチウリはトゲのある実をつけジーンズを履いていても突き抜ける強さもあり日本の侵略的植物のワースト100に選ばれていて
全国各地で防除や駆除に悩まされ熊井浜では今年から目立ち始めたようです。
現在は山陰海岸の植物に巻きつき、1番高い位置まで伸び、大量の葉が太陽の光を遮り、栄養も取るために山陰海岸の植物が枯れたりします。
思った以上に侵略されていて雨の中できる限り対策しましたがまだまだ活動の必要があります。
アレチウリの実と蔦が絡まり合っています…
アレチウリの棘は鋭いので厚手の手ぶろで駆除しました。
綺麗な山陰海岸の自然を守るためいわみガイドクラブでも続けていきます。
終わって服を見るとトゲが沢山でみんなで洗濯は個別で手洗いだな〜と話していました。
山を守るって大事なことだな…
熊井浜のアレチウリの駆除後にいわみガイドクラブの代表と話をしていてかつて桐山城があった桐山の草刈りの話になりました。
桐山は地権者のご厚意により、散策道ができているのですが以前、代表が草を刈ってきれいにしたところ、軽トラで訪れ、花を切って持って帰る方がいたようです。
桐山城の歴史を知るだけではなく、地元の方が子供の頃に登った山をお孫さんと一緒に登りたい、岩美町で育った人が自分の生家を山の上から眺めたい、そういった思いもあってできた散策道でこのような悲しいことがあると、藪のままでも…と思う反面
ガイドクラブとしてではなく、スタッフKの個人的思考ではありますが岩美町が好きで色んな山に入る人間として、山陰海岸独特の藪山は一人では怖いし…雑草がのびきるので刈ってあるほうが良いし放置して特定外来種に覆われたくないし…などなど考えてしまいます。
※怖いのが一番…。っと半分本音ですが…
駟馳山も桐山も金峯山も陸上の山、行者山、その他の山々も地元の方が守ってくださるので非常に感謝しています。山を守るって大事なことだなと。学んでいます。