田村虎蔵

鳥取県岩美町出身の音楽家、田村虎蔵先生について、いわみのあしあとに少年時代について追記していたところ、楽曲を聞こうと、YouTubeを観た流れで鳥取市の童謡と唱歌のミュージアムでもあるわらべ館ページを閲覧したら

令和五・六年度童謡・唱歌新収蔵品展が開催されていることや3月21日に群馬と鳥取の唱歌を歌おう!という田村虎蔵先生とゆかりのあるイベントが行われることを知りました。

唱歌新収蔵品展では寄贈や購入によって令和5・6年度に収蔵した童謡・唱歌関連資料、田村虎蔵先生関係の辞令や写真など注目の資料が鑑賞できるそうです。

開催期間:2025年2月20日(木)〜2025年4月15日(火)開館時間
期間中の休館日:3月19日(水)
開催場所:わらべ館1階うたの広場
料金:入館料(一般500円、高校生以下無料)のみ


1873年(明治6年)5月24日鳥取県岩美郡岩美町馬場生まれの田村虎蔵先生は体力も学力も兼ね備えた、まさに「文武両道」な少年でした。

蒲生小学校を卒業され、そののちに鳥取県尋常師範学校を卒業され、20歳の時に母校である因幡高等小学校(現・鳥取市立久松小学校)に赴任されましたが、

東京音楽学校校長村岡範為馳(はんいち)さんの帰郷講演(河原町釜ノ口出身)で『音楽とは音響であって、音響は人を感動させるものである』という趣旨に共鳴し、東京音楽学校に入学され、音楽教育家、作曲家へと道を刻まれました。

1900年(明治33年)「金太郎」「だいこくさま」を作曲したのち、「花咲じいさん」「大寒小寒」「うらしまたろう」「ふるさと」など国民に圧倒的な認知度の有る名曲があり、唱歌・校歌の作曲もされています。

詳しくは田村虎蔵先生についてをお読みください。

※田村虎蔵先生の写真はWikipediaより引用しています