12月19日、旧岩美鉱山(荒金鉱山)で行われた山陰海岸ジオパークガイドコーディネーター研修会に参加しました。当日は16名の参加者があり、鉱山の担当者の方から、この事業所の歴史と今後の対応を聞きましたが、自然の一部でも(植物 動物を含め)一度人が手を加えると最後まで加え続けなければならない事を改めて感じました。

旧岩美鉱山の案内板 
岩美町鉱害防止協会 
荒金鉱山入坑注意事項 
荒金鉱山鉱床入坑口 
二つの茶色の四角のプールは沈殿槽です 
荒金鉱山鉱床入坑前のミーティング 
事業所の歴史の説明 
構内の温度計 通常は14℃とのことでした。 
大切坑入り口から200mまではコンクリートで補強整備されており、坑内を見学 
最初の頃の採掘場所 丸太は固く腐りにくい栗の木です 
坑内の様子 
この先約二キロの坑道が続きます(立ち入り禁止) 

産出された硫化鉄鉱 
岩美鉱山坑排水処理事業のパンフレット 
岩美鉱山坑排水処理事業のパンフレット 
研修会終了後 役場でのミーティング
記録上では日本最古の銅山となるそうで、698年に採掘された銅鉱が朝廷(第42代文武天皇)に献上されたとの記録があります。また、坑排水処理事業の取り組みにより「小田川・荒金川に魚を蘇らせる会」が稚魚放流などを行い、2017年にはサケの遡上も見られるようになりました。
荒金鉱山は予約の上、見学できます。所在地: 〒681-0055 鳥取県岩美郡岩美町荒金714 電話0857-72-0426(岩美町鉱害防止協会)
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