おかひじき戻ってこいこいプロジェクト熊井浜2018年のレポートです。
2018年6月 山陰海岸国立公園・ジオパークに位置する熊井浜にて環境省の方や 特定非営利活動法人ハーモニィカレッジの方や県民の方と熊井浜の自然保護活動を行いました。
熊井浜本来の植生に戻すために外来植物のオニハマダイコンの駆除、そしてオカヒジキを保護しています。
可愛い白い花が咲くスナビキソウやクルミの実生も見受け、クルミの木は熊井浜に降り立つトレイル途中にあるのですが、その実が浜に降り立ったのでしょうか?鳥が運んだのでしょうか?
毎年、生息するオカヒジキの株数と駆除したオニハマダイコンの重さを計測しています。年々オカヒジキの株数が増え、オニハマダイコンの重量が減っています。ということはオニハマダイコンが減少し、オカヒジキの生息が戻ってきたと考えてよいのではないでしょうか。成果が見えるととても嬉しいです。
第1回目に15株ほどだったオカヒジキが第3回目で大幅に増えた結果を記載しています。
(約200倍って嘘のようですが本当です。)
1日だけでは実感しづらい活動も継続すると変化が見えて、またそこから対策を考えることができますね
最後の写真は浜に打ち上げられたタイヤを足元の悪い登りのトレイルを越えて国道まで運んだ様子です。若い方のお力添えに感謝です!
約30人が参加し海岸清掃も行いました。夏に向けて熊井浜に来られる方も増えますが、キレイな海岸・本来の生態をみんなで守ることができると嬉しいです。
2019第5回おかひじき戻ってこいこいプロジェクト開催レポート
おかひじき戻ってこいこいプロジェクト過去の結果レポート
参加してくださる皆様のおかげで当初数株しかないオカヒジキが回(年)を重ねるごとに大幅に増えていき、駆除するオニハマダイコンの重量が減っているのがわかります。各年をクリックしていただくとフェイスブックページに投稿した記録写真に移動します。2015年に関してはWEB記録がございませんことをご了承ください。
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