2016年9月9日は岩美高校生のジオパーク学習で午前中は鴨ケ磯から城原海岸までトレイルウォークをしながらガイドいたしました。
岩美高校生のジオパーク学習で鴨ケ磯から城原海岸までトレイルウォーク
鴨ヶ磯駐車場にて集合で挨拶と準備体操をし、クラスごとに別れて各グループにガイドが付きました。
鴨ヶ磯展望台では太郎兵衛島の解説を主にしました。
320段の階段を降りてひぐらし洞門へ。断層の説明をしています。
鴨ヶ磯へ移動し、波食棚、波食窪、洞門、などの解説をしながら花に興味がある生徒さんには花の名前を伝えたりしながら歩きました。
展望台から観た太郎兵衛島を間近で見ます。
ここにはロシア軍将校遺体漂着記念碑もありその解説をしています。
明治38年、日露戦争終結後、地元田後の村民が敵にもかかわらずロシア将校3名の遺体を椿谷に埋葬しました。その後、田後村民の「人類愛」の精神を顕彰しようと、初代国連大使で岩美町出身の澤田廉三氏によって碑が建立されました。
椿谷を越えて柱状節理を説明しながら酒宴洞門へ
酒宴洞門から城原に向かう途中は草も多く、少し渋滞気味に…
しばらく登ると視界が開けます！海が見えると疲れが抜ける瞬間でもあります。
見た目の通り角島。
そして菜種五島を正面から…
そして城原海岸に降り立ちジオパークのことを学んで
集合写真を撮影して午前の部は終了です。
岩美高校生の皆様、先生方はアップダウンを終えて、城原で昼食をとり浦富海岸島めぐり遊覧船に移動されました。汗を流し、歩いた道を船から見るとまた違う視野で山陰海岸ジオパークの魅力や歴史が発見出来るかと思います。
学生さんにわかりやすく伝えることを考えることはいわみガイドクラブとしても普段からジオパーク学習に励む刺激になります。素晴らしい学習行事に参加させて頂きありがとうございました。
