山陰古事記

いわみガイドクラブスタッフKです。

個人的な用事で鳥取銀行岩美支店に行くと『山陰の古事記謎解き旅ガイド』という本があり待ち時間に読んでみました。岩美町のことは書いていませんが限られた時間に目にしたのは鳥取県西伯郡南部町の『赤猪岩神社』です。

因幡の白兎をご存知かと思いますので端的に書きますが大国主命の兄神達が八神姫に求婚しようと出雲の国から出向く際に大国主命は荷物持ちとして後ろからついていき、白兎海岸にてサメを騙して丸裸にされ通りかかった兄神達には嘘をつかれ、さらに怪我をしたうさぎを大国主命が助けたこと、(大黒様の歌にあります)

そして八神姫と結ばれた縁結びの話があります。

その後…大国主命の兄神(八十神)達が八神姫との縁を嫉妬で憎み殺害計画を立て、大国主命に山から猪を追い立てるので下で受け止めろと命じて、本当は、真っ赤に焼いた大岩を転がしました。その真っ赤な岩に潰され大国主命が落命し…

その死を悲しんだ母が高天原に上がり2人の女神に依頼をし大国主命を蘇らせた舞台となっているそうです。

今日読んだ本には、『赤猪岩神社』は日本で唯一の蘇生神社として、

・病気や災害からの回復
・事業の回復
・再受験の合格祈願

など、再生・復興の御利益があるそうです。

ここからは余談ですが…

苦しい時だけ神様にお願いしにお参りするのではなく、日々の心がけとして、調子が良い時こそ自分を過信せず暮らし、お陰様です。と感謝の気持ちを自然と周りに伝えたいですね。

銀行ですぐ呼ばれたので書籍は改めて読んでみます。


山陰の古事記謎解き旅ガイド

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