浦富海岸自然探勝路・網代〜城原の島々と岩々

いわみガイドクラブ人気ガイドコースの下見と、岩美町という名の通り、、、今回は岩が美しい山陰海岸の写真をたくさん掲載します。

5月の連休中のガイドの下見と安全確認のために本日4月28日、山陰海岸ジオパークトレイルコースでもあり、いわみガイドクラブでもガイド依頼の人気が高い浦富海岸自然歩道(浦富海岸自然探勝路 網代〜城原)に行って来ました。何度歩いてもトレイル上の花や蕾、岩石・地形の変化や発見があるため、観光ガイド下見だけでなく、学校関連の課外学習前にも必ず確認で歩きます。

網代からホタルブクロがたくさん咲く(初夏)遊歩道に入るとすぐに視界が拓けて千貫松島、おしろいの断崖が見えます。おしろいの断崖と名付けられた由来は…ガイド時にお話ししています。

そのまま遊歩道を東へ進み網代の展望台、灯台に向かう途中からの景色、網代灯台とトレイルコースはアップダウンが少しありますが道中に咲くイカリソウやタニウツギなど観賞しつつ、展望台から分島を眺めては疲労回復して気持ちが晴れやかになり心身にも良い飴と鞭⁉️コースです。

鴨ヶ磯では大阪から高校生の団体様がいらしてました。この鴨ヶ磯ではノッチや柱状節理を見受けることができ岩美中学・岩美高校のジオパーク課外学習で解説する場でもあります。浜にはスナビキソウ、ナミキソウ、ハマゴウなどの花が初夏から夏にかけて咲きます。野ブドウのパステルカラーの実も可愛いです。

鴨ヶ磯の酒宴洞門を過ぎ城原まではまた登りになり、程よく疲れたところでご褒美の美しい景観が楽しめる途中の展望所から断層を見ました。角島、ワカメ、菜種島、城原海岸…ついつい海食洞や節理などジックリ観てしまいます。 写真をたくさん掲載しましたので是非ご覧下さい。

長い時をかけて刻まれた岩脈や風や波の影響で削れたり洞窟が洞門になって離れ岩になったりと自然の力によって形成された島々や岩々がアートにもなり本当に美しいなと改めて思います。

ちなみにこの岩が、人の顔に見えませんか?

人により見え方が違いますが山陰海岸ジオパークでは動物や人間、生物に見える岩など見つけては自分の思い出や目印として勝手に名付けるのも楽しみの一つです。

※鳥取県ではGW「感染防御型Withコロナ」宣言!( https://www.pref.tottori.lg.jp/corona-virus/ )を実施しており、いわみガイドクラブでも感染防止対策を学び活動をしております。ガイド時には協力をお願いすることもございますのでよろしくお願い申し上げます。