本日6月18日の午前に開催された山陰海岸ジオパークガイド養成講座は岩美(荒金)鉱山と小田川流域について現地研修でしたので一部写真を掲載します。岩美町鉱害防止協会の方々ありがとうございました。
最初に入坑前の注意事項や概要を学び、ヘルメットを着用して中に入ります。
鉱山の中は気温がほぼ一定しており、14度前後で今回は13.5度くらいでした。夏場はひんやり気持ちが良いです。独特な色がにじみ出ている坑内、養成講座の機会があることで体感することができました。
また鉱山から流れ出た鉱毒は小田川を汚染し、魚の住めない「死の川」へと変えてしまいました。閉山後も続く環境に関する取り組みである坑排水処理事業の説明も受け、現在では地元の「小田川・荒金川に魚を蘇らせる会」が稚魚放流などを行い、2017年はサケの遡上も見られるようになったとの解説を受けました。
午後からはガイドマナーとリスクマネジメントを学びます。
次回は中級講座で7月2日、日本の棚田百選にもある横尾棚田等を現地研修します。
講座の概要・申込みは→ https://iwamiguideclub.com/event/2022guide2.pdfをご確認ください。
鉱山については以前、見学したレポートにも記載しています。