ジオハイク

2018年6月9日は山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館 のイベント、山陰海岸ジオハイクに参加しました。

今回の講師、清末先生(県立博物館)に、熊井浜には6種の絶滅危惧種(環境省/鳥取県)が見られる貴重な場所と説明を受け、スナビキソウ、ハマニンニク、オカヒジキ、オニグルミの幼木など実物を示しながらその特徴を説明していただきました。

ジオハイク

また、もう一人の講師、金山先生(海と大地の自然館)から熊井浜の地形・地質の説明を受けました。

つづいて熊井浜を離れ、羽尾岬の尾根伝い、自然歩道を歩き所々で立ち止まり、植物の説明を受けながらスダジイの林を抜け、タブノキに名札付けもしつつ大羽尾へ。

ジオハイク

なんと!!自然歩道の真ん中に、ササユリが…!一輪咲いているの見たときは感動でした。大事なササユリ…浦富の桐山の自生ササユリを保護しているのですが、(⇒ 岩美町桐山の登山道整備と自生ササユリ保護)熊井浜のササユリもこれからも咲いてほしいです。

ササユリ

参加したお子様たちが先に進みはじめ、

「このキノコは何?」「食べられる?」

っと次から次に質問。後半は、キノコ探しのジオハイクになりました。子どもの感性って素晴らしいですね。こちらも新しい視野からの学習ができとても励みになります。

続いて自然歩道から大羽尾に出て、離水海蝕洞の説明を金山先生にして頂きました。今までにも何度何度も歩いた羽尾岬の自然歩道ですが、新たな発見があり愉しいジオハイクになりました。

(過去記事山陰海岸ジオパークトレイルウォークにて岩美町羽尾岬の龍神洞へ・動画あり

専門家であるお二人の講師の説明に、ジオガイドとしてスキルアップできたことを今後のガイド活動に活かします。