令和2年度山陰海岸ジオパークガイド養成講座第一・二回レポート

本日9月26日午前中に開催した
山陰海岸ジオパークガイド養成講座第1回


・基礎講習 「ジオパーク・山陰海岸ジオパークの概要」
・共通講習1 「自然公園法」

は講師含め18名で学習しました。

特に岩美町浦富について地形や岩石についての内容は興味をそそるものでした。

同じ山陰海岸ジオパークでも、浦富海岸と他市町の海岸では岩石や地質の違いを学び、さらにその地形や地質を財産として保全し活用することで、地域の、岩美町の持続的発展につなげることがガイドの仕事ということ等を学びました。

また、環境省浦富自然保護官事務所の自然保護官 寺内さんからは「自然公園法」について講義をしていただきました。

自然保護官(レンジャー)の仕事、自然保護に関するる法律などの内容でした。単に国立公園のことだけでなく、国立公園だけでなく、自然保護、環境保護・保全と多岐にわたっていることを改めて知りました。

山陰海岸ジオパークガイド養成講座第2回
専門講習1 現地研修 「浦富海岸東コース 熊井浜/大羽尾)の地形・地質」を行いました。

午前中の雨も小降り、隣の鳥取市では大雨・洪水警報が発令されるなかで出かけました。現地に着くころには幸いにも雨も止み、ゆっくりと岩や岩石に触れ、講師・金山さんの説明に「そうか」と頷く事ばかり。

山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館 の講師の説明のもと(歴史を刻んだ模様が自然のアートを感じる)地質を手足で感じながら、熊井浜と大羽尾を歩きました。

特に、熊井浜では浜を境に東西の岩石海岸の違い、出来方にいたく納得しました。その地質の違いが、植生にも影響を及ぼしていることも知りました。

現地で専門家の解説があると写真や座学以上の理解が深まり心にも残ります

大羽尾の海岸では貫入岩を確認し、またお宝=褐鉄鉱の結晶探しにしばし時間を忘れました。

この講座はガイドを目指す方以外でもスポット受講も可能で毎年重ねる毎にお一人でもご参加いただき、新しい受講者の方が増えて嬉しいです。

 

ご参加いただきました受講者の皆様、天候が崩れた時もございましたが怪我なく修了することができ、ありがとうございました。

第3回目以降のお申込みは
こちらをご覧ください。
https://iwamiguideclub.com/event/2020guide.pdf

よろしくお願い申し上げます。

※10月8日追記

10月10日(土)、台風14号の接近に伴い、ガイド講座初級第4回の日程を変更します。10月8日現在の情報ですと午後3時ごろ岩美町に最接近の模様です。暴風雨圏内は免れそうですが、強風域内には入りそうです。

つきましては、第3回 午前中の座学『共通講習Ⅱ「ガイドしてのマナー・接遇」「保険の仕組み」』は予定通り実施しますが

第4回 『専門講習Ⅱ 現地研修「小畑古墳/高野坂古墳」』は10月24日(土)の午後(13:00)に変更いたします。

ご予定がおありかもしれませんが、台風接近ということで安全に配慮して変更をいたしますのでご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

申込ページのPDF、配布済みのチラシ等、日程の修正がされておりませんが、10月24日に変更が最新情報になります。