浦富焼

浦富焼

鳥取県岩美町の窯元の一つ、浦富焼きについて記載します。

岩美町の浦富焼きについて

浦富焼きは江戸の末期から明治維新により廃藩になるまでの数十年間、染付の日用雑器が焼かれていました。故山下碩夫氏が1971年桐山城趾の山麓に窯を築き、白磁・染付・黒刷毛を主に浦富の磁器として再び生まれ、現在は後継者として平田 俊之(ひらた としゆき)さんが創作されています。

 

鳥取県岩美郡岩美町浦富3174−3に位置し、桐山登山口がある奥市広場に向かう手前にあります。※道が大変狭いため、軽自動車もしくは徒歩が安全です。

浦富焼きはギャラリー集(つれ)さんで購入できます。
(浦富焼初代山下碩夫氏らが設立した鳥取工芸の会メンバーの作品を展示販売するギャラリー)
〒680-0036鳥取県鳥取市川端1-104   0857-26-6156


平田俊之さんは1999年に、故山下碩夫氏に師事をし、2008年に浦富焼継承しました。2009年には旧本庄小学校がいわみ工芸村として利用されていた際に、陶芸教室の講師としてご活躍されていました。(のちに校舎の取り壊しにより閉校)

 

2012年には市展賞受賞という評価の高い作品です。平田さんの作品や物語は随時掲載します。

浦富焼 故山下碩夫氏の遺作写真

千貫松島や今は折れてしまった万灯島の松やハタハタなど岩美町にゆかりのあるものが描かれた器と共に生活を刻んできたのだと思うと、いとおしくなります。