吉田達男

吉田達男

鳥取県出身の吉田達男は岩美町の商工会を設立、荒金鉱山にかかわる小田川流域土地改良区理事長等を歴任しました

吉田達男の功績を知ろう!

吉田達男さんは1935年7月5日生まれ、鳥取県出身の日本の政治家です。1996年には岩美町長となりましたが、その前の経歴をたどると、

 

中央大学法学部卒業、鳥取大学農学部林政研究室勤務の後、岩美町商工会を設立をし経営指導員や事務局長を経て、1967年鳥取県議会議員に5選しました。その間、農民運動や労働者福祉運動、小田川流域土地改良区理事長、商工協会役員等を歴任と、仕事、暮らし、福祉あらゆることに尽力しました。

 

そして、1989年の第15回参議院議員通常選挙では鳥取選挙区から無所属で立候補して当選しましたが、1995年の第17回参議院議員通常選挙では落選し、翌年の1996年に岩美町長に就任しましたが病により1年後に辞任、その翌年に永眠されました。

 

吉田達男さんは1997年にふるさとに立つという書籍を出版しています。現在中古としてネットで数冊出品されています。
「鳥取県政から国政の舞台へ。ウルグアイ・ラウンドの修羅場をくぐり抜けた百姓議員は、一転、生れ故郷の町長へ。文中、随所に脈打つ21世紀へのユニークな体当たり人生。」

岩美町では商工会はじめ尽力を尽くしていただいたことなどを讃え、顕彰碑が建てられました。国道9号線沿い大岩駅の近くにどっしりと構えています。また、小田川と蒲生川の合流地点手前にある太田橋には農林水産政務次官時代に自書した石柱が使用されています。

ぜひ足を運んでみてください。