鳥取県岩美町網代地区に鎮座する網代神社について記載します
鳥取県岩美町外邑(とのむら)地区にある稲荷神社は伏見稲荷大社より勧請した稲荷大明神とされた氏神で棟札には1705年に建立したという記録があります。明治初年に高谷にあった大歳大明神(おおとしがみ/素戔嗚尊の子で、豊穣をもたらす神様)を合祀して、稲荷神社と改称しました。
趣ある鳥居をくぐって石段(手すりあり)を登った先にある拝殿には立派な彫刻が施されています。祭神は五穀をつかさどる神で、まさに地域の暮らしの安全と発展を護るために祈願されていることが伺われます。
例祭日:4月23日・夏祭7月23日
祭神:
倉稲魂命(うかのみたまのみこと)/五穀豊穣・商売繁盛の神様
稚産魂命 (わかむすびのみこと・ わくむすびのみこと ) 別名・宇迦御魂神(うかのみたまのかみ)/養蚕や生成発展、縁結びの神様
余談ですが…倉稲魂命は日本書紀では伊奘諾尊と伊奘冉尊の子とされ、古事記では須佐之男命と神大市比売命の子とされています
所在地:鳥取県岩美郡岩美町外邑594