網代神社

網代神社

鳥取県岩美町網代地区に鎮座する網代神社について記載します

網代神社にお参りに行こう!

鳥取県岩美町網代に鎮座する網代神社は、網代漁港、鳥取砂丘を望む境内からの絶景が地元の方だけでなく観光客からも人気のスポットです。またお祷祭では日本遺産でもある麒麟獅子が1軒1軒舞う伝統行事が行われます。

 

創立年代不明ですが、因幡誌によると石見の国(現島根県)の漁師が日比屋(大谷村)に流れ着いたのちに網代地区に移住したことにより、1573~92年(天正)の間、氏神であった八幡宮を勧請し、現在地に移り変わったとされています。1763年(宝暦13年)に社殿を造営し、祭神である誉田別命(ほんだわけのみこと)は大漁旗を意味する海神である八幡神(やはたのかみ)としても知られていて、八幡宮から明治時代に網代神社に改称されました。

 

例祭日:旧8月15日(10月15日)
お祷祭:(麒麟獅子)春4月15日に近い土曜・日曜  秋9月14・15日
祭神:誉田別命(ほんだわけのみこと)/応神天皇(仲哀天皇と神功皇后の子)/守護(国家鎮護)神、武運長久、学問成就、国家鎮護、豊穣祈願、 病気平癒、安産・子育・子宝の神様、水神

 

100段を超える石段を登る境内には祭神である応神天皇の親でもある若宮(神功皇后:気長足姫命(おきながたらしひめ)子育大願、 安産祈願)も祀られ、参道途中の恵比寿社に(事代主命:ことしろぬしのみこと:大国主命の子、天皇を守護する託宣の神)も祀られています。※恵比寿神(えびす)が事代主神と同一視されることも多く商売繁盛や海の安全や豊漁を願う神とされ、網代地区は漁港なのでこの信仰が厚いのではないかと思われます。

所在地:岩美町大字網代140