諏訪神社

諏訪神社

鳥取県岩美郡岩美町池谷にある諏訪神社の歴史について記載します

諏訪神社の歴史を知ろう!

諏訪神社は鳥取県岩美町にある諏訪神社は、まっすぐ高く伸びる杉林が厳かな雰囲気を醸し出しています。建御名方命、菅原道眞、玉垂命を祭神としています。この神社は正徳3年(1713年)に創立されたとされています。

 

諏訪神社はもともと「諏訪大明神」と呼ばれていましたが、明治元年に笹下の高良大明神(玉垂命)と天神山の天満宮(菅原道真)を合祀し、諏訪神社と改称されました。

 

昔から軍神や開拓の神として崇敬されており、後醍醐天皇が1333年に名和長年(なわながとし)の助けを得て、隠岐より脱出して還幸の際には勅使が派遣され祈願が行われたと伝えられています。また江戸時代に天然痘が流行した際に、疱瘡の神である建御名方命に治癒祈願にたくさんの方がお参りされたそうです。

 

 

例祭日:3月29日
祭神:

  • 建御名方命(たけみなかたのみこと)大国主神(おおくにぬしのかみ)と高津姫神(たかつひめのかみ)の子/水神、風神、狩猟神、農耕神、軍神、開拓の神、疱瘡の神
  • 菅原道真/学業成就、厄除け、冤罪を晴らす、正直・至誠、農耕、 芸能の神
  • 玉垂命(たまたれのみこと)/縁結び、夫婦和合の神・合格祈願や、商売繁昌等の勝運祈願

所在地: 鳥取県岩美郡岩美町池谷490

ちなみに岩井温泉を開湯し、湯治した藤原冬久の皮膚病も天然痘だったのではないかともいわれているようです。