鳥取県岩美町網代地区に鎮座する網代神社について記載します
恩志呂神社(おしろのじんじゃ・おしろじんじゃ)は鳥取県岩美町恩地(おんぢ)集落にあります。背後の山には上ノ山城跡があり、この地域は中世には岩山城址・猪尾山城跡など、城が多く存在していたことがわかっています。こう配の石階段を登った先にある境内・広場からは岩井集落が望めます。
この神社は、天武天皇の時代(白鳳4年、676年)に奉幣勅使が下向した記録があり、その時に本使や副使が神社に参拝し、金銭を奉納したと伝えられています。また、恩志呂神社は『延喜式』神名帳(927年)にも記載されており、その由緒は非常に古いものです。
恩志呂神社の例祭は4月9日に行われ、夏越大祓(夏祭)は旧暦6月9日前後の日曜日、秋祭は旧暦9月9日前後の日曜日に行われ、例祭では麒麟獅子舞が全戸を巡るという伝統があります
例祭日:
祭神:
所在地:鳥取県岩美郡岩美町恩志85