鳥取県岩美郡岩美町出身と公表されているランジャタイの伊藤幸司さんは1985年11月18日生まれのグレープカンパニー所属の芸人さんです。鳥取で過ごした幼少期から現在までの人生を赤裸々につづった初のエッセー集「激ヤバ」を出版されました。
世代も違うし面識もないのでプライベートな情報はありません。地元の方から噂含めたお話を伺ったこともありません。ただただ芸人・伊藤幸司さんとして書籍を読みました。
芸人を目指し、活動していく中での葛藤や思い、そして育った岩美町のことが出てくるかなっと読み始めていくと、カエルの鳴き声の事、某先生が大山(ダイセン)表現しか出てこない…また現在の芸人の話に戻り、いわみは?岩美の思い出は?と読み進めていくと…
岩美話キター!!子供の頃の花火大会からその夜の蚊の話、雪の日の通学、学校内の出来事など情景が浮かびました。激ヤバというタイトルの意味もなるほど!
ネタバレになるので詳細は控えますが、学生時代の思い出を拝見すると岩美に対する思いは複雑なのかもしれないと考えてしまいました。ご家族の方に対しても、後悔していらっしゃるようですが、それは違うよとかそりゃそうでしょ、など否定も肯定もしないけど、親に対しての後悔というか心残りって尽きずにあるものですよね。
一般的な社会生活として日々ルーティーンと収入が決まっている人生を送るのと違う方向を選んだことは、特に村社会では自分は良くても、変わらずそこで暮らす家族に対してはずっと心配かけて申し訳ないという気持ち、だからこそ、生前に自慢の息子になりたかったという信念が強くあるのはよくわかります。(親は迷惑だとも持ってないし気に掛けて応援してくれているけど自分自身が落ち込む)
だけど気にしすぎないで下さいねって思う…。でもでもそういう悔やんだりする気持ちがパワーにもつながるし心の支えにもなりますね。
M-1の凱旋も岩美町役場からも期待されているよう(広報誌より)ですが、凱旋だけでなく、落ち着いて故郷の岩美を手ぶらで歩きたい気持ちになった時には、この「いわみのあしあと」が子供の脚では行けなかった、知らなかった風景を案内する道標になれたら嬉しいです
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激ヤバ [ 伊藤幸司 ]
また岩美町の広報の表紙に登場されています。
広報いわみ12月号の表紙は、
なんと #ランジャタイ のお二人‼️
岩美町出身の伊藤さんと、相方の国崎さん。
お忙しい中、取材に応じて下さいました☺️
M-1ワイルドカードで復活を...🔥
応援しております🙏🏻 pic.twitter.com/fil7KEU1gC— 岩美町 (@iwami_town) November 24, 2022
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