岡森神社

岡森神社

鳥取県岩美町長谷にある岡森神社の歴史について記載します

岡森神社におまいりに行こう!

鳥取県岩美町長谷に位置する岡森神社は祭神は興登魂命、大山祇命、岐神で神社の由緒は不詳ですが、棟札によると「岡森大明神建立成就享保三暦(1718)」と記されています。

 

石垣がある境内は木々に囲まれ静寂さを感じます。明治初年に大山神社と岐神(くなどのかみ)を祀る神社を合祀し岡森神社と改称され、大正6年に御湯神社に合併されましたが、昭和24年に再び分離され、本殿、幣殿、拝殿を再建し、遷座して復興しました。

 

神社の例祭は毎年10月3日に行われ、春祭は4月3日に行われます。春祭では獅子舞や榊、子供の屋台が集落内を巡回します

 

 

例祭日:10月3日
祭神:

  • 興登魂命(おきとだまのみこと)天児屋命(あめのこやねのみこと)とも呼ばれ中臣氏と藤原氏の祖神/国家安泰、学業成就、出世開運
  • 大山祇命(おおやまつみのかみ:伊邪那岐命と伊邪那美命の子)/山岳丘陵の守護神、水源・水利の神
  • 岐神(ふなど・くなどのかみ)/牛馬守護の神、豊穣の神・禊、魔除け、厄除け、道中安全の神
  • 岐神(ふなど・くなどのかみ)は、道の分岐点や峠、村境などに祀られる道祖神で、邪霊の侵入を防ぎ旅人を守ると信じられています。

所在地:岩美町大字長谷439

クナドは「来るなという入り口」の意で外からの外敵や悪霊の侵入をふせぐ神とされていますが、陸上や網代、新井などにある地域にゆかりのある力士の名を石に彫り、集落の入り口に置いて外敵から守る意味を持つ相撲塚も似た意味を持ち合わせているのかなと思いました。