熊野神社(院内)

熊野神社(院内)

鳥取県岩美町の院内にある熊野神社の歴史について記載します

院内の熊野神社におまいりに行こう!

鳥取県岩美郡岩美町院内176に位置している熊野神社は、伊邪那岐尊(いざなぎのみこと)と伊邪那美尊(いざなみのみこと)を祭神としており、荒金川の南側の山すそに位置し、柵を避けて石の鳥居をくぐって石段を登ってお参りします。

 

熊野神社の歴史は古く、白雉3年(653年)に社殿が建立されたとされています。もともとは院内・荒金・黒谷を新宮保と呼び、荒金に国の峯行者堂を設けた際に、この地に熊野権現を勧請したと伝えられています。その後、寛延元年(1748年)に熊野権現一宇が成就しました。

 

明治元年には「熊野社」と改称され、後に「熊野神社」となりました。現在も地元の人々に親しまれており、例祭は毎年3月19日に行われ獅子舞があります。自然に近い場所ですので獣に遭遇しないよう注意をしておくことを推奨します。

 

例祭日:3月19日
祭神:

  • 伊弉諾尊伊邪那岐命(いざなぎのみこと:伊邪那美命とともに国生みをした男神)/夫婦円満、縁結び、殖産振興、 厄除け
  • 伊弉冉尊伊邪那美命(いざなみのみこと:伊邪那岐命とともに国生みをした女神)/子宝や安産祈願、縁結びの神
  • 境外には

    • 稲荷大明神(宇可之御魂神うかのみたまのかみ)/五穀豊穣の神
    • 荒金山神(素戔嗚命すさのおのみこと)/暴風雨や厄除けの神
    • 八幡宮(誉田別命ほむたわけのみこと)応神天皇の生前の名・母は神功皇后/武勇と学問の神

    が祀られていた記録があります。

所在地:鳥取県岩美郡岩美町院内176

院内付近には荒金鉱山荒金行者山、移住者が経営するカフェ、天地有氣がありますので併せてご案内します。