岩美町の四季の暮らし

岩美町の四季の暮らし

鳥取県岩美町の春夏秋冬の気候や自然と近い暮らしについての体験談を記載します。これから岩美に移住希望される方も住まい探しの参考にしてください

岩美町の四季と暮らしを知って体験しよう!

鳥取県岩美町は夏の海水浴の写真やマリンアクティビティのイメージと、西日本に位置しているので積雪がない温暖な町だと思われる方もいますが、同じ中国地方の晴れの国岡山県と違って、山陰地方の鳥取は積雪があります。

 

また農業・漁業・製造業・観光業などが多く天候や気候にあわせて仕事をすることもあるので都会のサラリーマン生活のルーティーンや人、時間の流れ、収入が違います。

 

夏に遊びに来て岩美町は良いところだ!移住したい!と計画を立てて秋の終わり頃に移住をして冬の一日のスタートが自宅の駐車場の雪かきから始まり一時間以上早起きしてさらに職場の雪かきもしないといけないことにびっくりする人もいます。

 

また山陰地方は

 

弁当忘れても傘忘れるな

といわれるほど、雨がよく降ります。朝晩の寒暖差も激しく、湿度も高いので洗濯物は晴れた日中しか外に干せず、朝干して仕事から帰って取り込む時にはせっかく乾いた洗濯物がまた湿っているなんてことも、、、ということで、新築の賃貸アパートや戸建てには浴室乾燥機や室内干しスペースのサンルームがついている物件もありかなり重宝します。


岩美町の春夏秋冬

岩美町の春は4月に桜が開花し、撮り鉄さんにも有名な桜スポットは大岩駅の桜並木です。数年前の豪雪で桜の枝が沢山折れてしまうこともありましたが例年綺麗に咲いています。個人差はありますが、4月からは非常に過ごしやすい気候で緑も濃くなりはじめ空気もきれいなので活動的な気持ちになり心が晴れやかになります。

 

5月には鳥取県自然環境保全地域の牧谷又助池のカキツバタ群落や国指定天然記念物である唐川のカキツバタ群落が見頃を迎え、鮮やかな紫の花と一緒に菖蒲の花なども鑑賞でき、この頃には田植えが始まり、集落ごとに家族総出で日程を組み、田植え休暇なども許可される会社もあります。

 

梅雨に入ると雨が多くなり、台風では海の近くでは特に暴風が直撃し、漁業やマリンアクティビティの仕事に影響が出ます。また場合によっては山崩れなど起きて通行止めになることもあるので山生活に慣れていない移住者が整備されていない山に暮らすのは危険です。(冬山も同様)

 

夏は気温が高くなり、海水浴客で普段はスムーズに進む道も混雑することがあります。白イカ釣り(あご釣り含む)のシーズンを迎え、夏の風物詩として海の漁火を眺めることで心をリセットすることもできます。

 

日中は暑いですが夜中から早朝は気温が下がり過ごしやすいので農家さん等は陽が昇る前に仕事を開始して昼前には仕事を終える仕事スタイルにすることで健康を維持する人もいます。またこの寒暖差により、蒲生峠の横尾棚田はじめお米が美味しくできる理由ともされています。

 

秋も春と同様、非常に過ごしやすい気候で、台風による被害がないことを祈りながら梨や新米の収穫シーズンを迎え、松葉ガニの漁の解禁も近づいてきます。山陰海岸のトレイル上を歩くと秋の花、海の色も濃いブルーに変化し秋と冬の訪れを目で楽しむことができます。

 

冬は冒頭にも書いたように雪が降ります。山雪、海雪、と同じ岩美町でもその時により、山は豪雪、浜は無雪、海はサラサラの暴風雪、山は深々とボタン雪が降るなど比較的山は積雪が多く雪下ろしなど近隣で協力し合って生活をしているので集落の付き合いは日頃から大切になります。

 

 

岩美町は素敵なところ!空気も水も食べ物もおいしいし人も暖かいので岩美町が大好きすぎます