鳥取県岩美町網代地区に鎮座する網代神社について記載します
鳥取県岩美町の河崎にある佐彌乃兵主神社(さみのひょうずじんじゃ)は蒲生川と国道9号線の間にあり、佐彌(さみ)は佐美(佐弥)とも書かれ、人の姓(佐美朝臣/崇神天皇の子)であり古代の地名でもあり(小字名は「佐彌屋敷」)、天照大神を祭神としています。
神社の由緒によると、創立年代は不詳ですが、延喜式神名帳(927年)に記載されている神社で、平安時代から社名が一貫しているとされています。また、天仁2年(1109年)には、鳥羽新帝が神霊を貢ぐことを望んだという記録があります。
現存最古の棟札は享保11年(1727年)のもので、大正14年に本殿や諸社殿が建立されました。現在も地元の氏神として親しまれており、例祭は毎年4月13日に行われています
例祭日:例祭4月13日・秋祭10月13日
祭神:天照大神(あまてらすおおみかみ)/太陽神、天皇家の祖先神
境内 恵比寿社・事代主命(ことしろぬしのみこと)大国主命の子/天皇を守護する託宣の神・七福神のえびす様と同一視され代表的なご利益は「豊漁祈願」
所在地:鳥取県岩美郡岩美町河崎211
兵主神は、もともと中国大陸から渡って来た武をつかさどる神です
近隣にはきなんせ岩美・喫茶めだかの学校・新井・許野乃兵主神社・美取神社などがあります。