鳥取県岩美町網代地区に鎮座する網代神社について記載します
鳥取県岩美町の高山集落東側にある高山神社は御神木の杉や、古木の椎の木、ヒノキが残り、国道近くでも喧騒が消え、虫の音や風の音だけの静かな空間を感じることができます。
高山神社の勧請年代は不詳ですが近世まで「八幡宮」または「正一位八幡宮」と称されていました。貞享5年(1688年)と天明8年(1788年)に社殿が建立された際の棟札が現存しています。明治5年2月に「高山社」と改称され、さらに明治7年に「高山神社」となりました。
もともと社地は山中の大字高山字本丸屋敷にありましたが、昭和34年の伊勢湾台風により倒壊しました。その後、公民館に奉斎される時期を経て、昭和54年4月に現社地に新たな社殿を造営して奉遷されました。
例祭日:4月5日
祭神:誉田別命(ほむたわけのみこと)第15代応神天皇の事・神功皇后の息子/武運長久、国家鎮護、学問成就、家運隆昌
所在地:岩美町大字高山790
足元がコンクリートで参道にも手すりが整備されています