鳥取県岩美町岩井の愛宕山頂にある愛宕神社について記載します
田河内神社
鳥取県岩美町田河内神社の敵視と甘露神社の関係について記載します。
鳥取県岩美町田河内地区に鎮座する田河内神社は甘露神社の分霊(大山祇命)を勧請(かんじょう・他の地から分霊を移すこと)して安政2年(1855)に本殿が建立され、昭和27年に拝殿が建立されました。また神輿を格納している倉庫もあります。
祭神は大山祇命(おおやまつみ)、脚摩乳命(あしなづち・古事記では足名椎命と呼ぶ大山祇神の子)です。
田河内集落は24世帯あったそうですが2017年の時点では6世帯になっていますが、不思議なことに、24世帯同じ苗字の家が一軒もないそうです。
この神社には『謎の神輿がある』とされていていわれの一つには、『鳥取藩主の池田公から甘露神社に頂いたものを海賊に盗まれないように田河内神社に隠したもの』とされているそうです。
その他、昔に田河内地区が栄えていた時に直接頂いたものらしいという説や、隠したのではなく移しただけという説もあり、『謎の神輿』とされています。江戸時代の宝物がこのように残っていること自体貴重ですね。
近隣情報
雨乞いの神様でもある石龍(石竜)さんは陸上川に沿ってできた道路沿いにあるのですが、日照りが続いたときに、この石竜さんにお参りすると三日の間に雨が降るといわれ但馬地方の農家さんも参られたそうです。
また、大水無谷林道にある、ハガキの木(タラヨウ)にも行ってきた話はこちらに掲載しています。
陸上川に沿って~陸上鉄橋~石龍さん~田河内集落